個人情報の利用目的 : 範囲の広い抽象的な利用目的を定めてもよいか
当社では個人情報を様々な目的のために利用しており、収集の際に具体的な目的を定めておくことが困難です。例えば「お客様の満足度向上のために利用する」といった、解釈の範囲が広い目的を定めておくことは可能でしょうか。
個人情報の利用目的は「できる限り特定しなければならない」とされています(個人情報保護法17条)。そのため概括的・包括的な利用目的の設定には問題があります。同法の20条の規定も相まって、取得時点で目的を特定できないようであれば、取得すること自体に問題があるという結論となるでしょう。
「満足度向上」だけでは、本人が具体的な利用を予測しにくい表現です。例えば「注文商品の発送と問い合わせ対応」「購買履歴を分析し、関心に応じた商品を案内する」など、実際に行う処理に即して特定します。