個人情報の収集:ホームページで収集する場合の表示の仕方

当社は不動産関連企業で、プライバシーマークの取得を検討しています。今回、ホームページ上で、通販やメールニュースの申込を受け付けることとしています。申し込まれる方に対し、当社における個人情報の利用目的がわかる形にしておく必要があると考えていますが、送信ボタンに「同意する」などと表示させた方が良いでしょうか?それともホームページ経由での個人情報の送信はそもそも行わない方が良いのでしょうか。

個人情報保護法21条2項では、個人情報を書面等で取得する場合には、利用目的を事前に明示する必要があるとされており、個人情報保護委員会の通則編ガイドラインではホームページも同様とされています。一方、プライバシーマーク制度では、個人情報の利用目的については、原則として、本人の同意を得ることが必要とされています。今後御社がプライバシーマークの取得を目指しているのであれば、個人情報保護法上で要求される単なる明示ではなく、利用目的についての同意を得るようにしたほうが望ましいでしょう。 もっともプライバシーマークにおける考え方でも、「同意」に署名捺印が必要だとは考えられていません。ホームページ上で、個人情報の主体たる本人に、個人情報の利用目的が具体的に記載され、且つ、ボタンを押す際に、ボタンを押すと個人情報の利用目的に同意したことになる旨がわかりやすく示されていれば、「利用目的について同意を得た」と考えて問題ないでしょう。

プライバシーマークを取得する場合は、JIS Q 15001:2023に対応する現行の構築・運用指針も確認します。送信直前に、利用目的や必要な通知事項へ容易にアクセスできるようにし、同意の対象を具体的に示します。ウェブからの取得自体が禁止されているわけではなく、通信の暗号化やアクセス管理等の安全な仕組みを整えることが必要です。